イドと侵蝕率について
『ヴォイドエンカウンター』ステージにおいては、レネゲイドウイルスは未だ観測されておらず、レネゲイドウイルスがいるかどうかも作中内では分からず、その代わりにイドと呼ばれる人間の別側面の存在であり、異界側に現存する心の影と称されるものとなっている。その為に、基本ステージとは根本的に異なる部分が多く、本ステージにおける侵蝕率はレネゲイドウイルスによる侵蝕率ではなく、自身の内側のイドが表の人間を食い破ろうとするものとして表現される。
ウイルスと言う外部の存在の侵蝕ではなく、本人の乖離する認めたくない自身の心の葛藤こそが本ステージにおいてのキャラクター自身の戦いでもある。故に力の行使でこそ、内側を食い破ろうとする力は強まり、一層身体の侵蝕は進んでいくのです。
■登場判定について
本ステージにおいて、シーンに登場した際の侵蝕率の増加は、1D10点から1点へと変更されます。
■反転判定
オーヴァードは普段は力を抑え、日常生活に遜色ないように振る舞う事が出来る。しかし、異界への侵入やエフェクトの使用、通常のオーヴァードとは異なる強大なワーディングを持つジャームやアニムスなどの存在に感化された際、内側のイドは容赦なく自分自身を食い破ろうとしてくる。
これを示し、侵蝕率の増加を引き起こすのが特殊な衝動判定の[反転判定]である。
反転判定は通常の衝動判定と同様に<意志>を使用して判定を行う。判定の成否に関わらず、侵蝕率は1D10点増加し、これに失敗しても[BS:暴走]が発生する事はありません。しかし、この判定に成功すると1D10にて[反転ランダム表]を振ります。これは内側の反発するイドの抑制に対する結果でもあり、有利な効果や不利な効果の両方を持ち合わせています。
しかし、ランダム表の効果はあくまでそのシーン内においての効果とされ、同シーン内では二回以上の反転判定は発生せず、ランダム表の効果はランダム表を振ったシーンが終了すると、効果も終了します。
この反転判定時、高レベルワーディングに晒された場合や、特異な力に触れた場合、増加する侵蝕率は1D10点以上となっても構いません。GMの匙加減にて決定してください。
反転判定は主に[PCによる現実でのエフェクトの使用]や[強大なジャームやオーヴァード同士の邂逅での共鳴現象]、他には[レベル2以上のワーディング内に侵入もしくは巻き込まれた場合]に発生します。この際、エフェクトの使用内にはイージーエフェクトの使用は対象となりません。イージーエフェクトとは文字通り簡易的な能力の行使であり、その程度なら影響をもたらす事はないからです。
しかし、シーンに登場する際、最初から既にレベル2以上のワーディング内に存在する場合や、ジャームが現実世界に存在する場合は、反転判定は発生せず、異界内においても反転判定は発生しません。
その他の状況においてはGMの裁量によって難易度や反転判定の発生を判断してください。
反転ランダム表
『ヴォイドエンカウンター』ステージにおいては、レネゲイドウイルスは未だ観測されておらず、レネゲイドウイルスがいるかどうかも作中内では分からず、その代わりにイドと呼ばれる人間の別側面の存在であり、異界側に現存する心の影と称されるものとなっている。その為に、基本ステージとは根本的に異なる部分が多く、本ステージにおける侵蝕率はレネゲイドウイルスによる侵蝕率ではなく、自身の内側のイドが表の人間を食い破ろうとするものとして表現される。
ウイルスと言う外部の存在の侵蝕ではなく、本人の乖離する認めたくない自身の心の葛藤こそが本ステージにおいてのキャラクター自身の戦いでもある。故に力の行使でこそ、内側を食い破ろうとする力は強まり、一層身体の侵蝕は進んでいくのです。
■登場判定について
本ステージにおいて、シーンに登場した際の侵蝕率の増加は、1D10点から1点へと変更されます。
■反転判定
オーヴァードは普段は力を抑え、日常生活に遜色ないように振る舞う事が出来る。しかし、異界への侵入やエフェクトの使用、通常のオーヴァードとは異なる強大なワーディングを持つジャームやアニムスなどの存在に感化された際、内側のイドは容赦なく自分自身を食い破ろうとしてくる。
これを示し、侵蝕率の増加を引き起こすのが特殊な衝動判定の[反転判定]である。
反転判定は通常の衝動判定と同様に<意志>を使用して判定を行う。判定の成否に関わらず、侵蝕率は1D10点増加し、これに失敗しても[BS:暴走]が発生する事はありません。しかし、この判定に成功すると1D10にて[反転ランダム表]を振ります。これは内側の反発するイドの抑制に対する結果でもあり、有利な効果や不利な効果の両方を持ち合わせています。
しかし、ランダム表の効果はあくまでそのシーン内においての効果とされ、同シーン内では二回以上の反転判定は発生せず、ランダム表の効果はランダム表を振ったシーンが終了すると、効果も終了します。
この反転判定時、高レベルワーディングに晒された場合や、特異な力に触れた場合、増加する侵蝕率は1D10点以上となっても構いません。GMの匙加減にて決定してください。
反転判定は主に[PCによる現実でのエフェクトの使用]や[強大なジャームやオーヴァード同士の邂逅での共鳴現象]、他には[レベル2以上のワーディング内に侵入もしくは巻き込まれた場合]に発生します。この際、エフェクトの使用内にはイージーエフェクトの使用は対象となりません。イージーエフェクトとは文字通り簡易的な能力の行使であり、その程度なら影響をもたらす事はないからです。
しかし、シーンに登場する際、最初から既にレベル2以上のワーディング内に存在する場合や、ジャームが現実世界に存在する場合は、反転判定は発生せず、異界内においても反転判定は発生しません。
その他の状況においてはGMの裁量によって難易度や反転判定の発生を判断してください。
反転ランダム表
出目 | 概要 | 効果 |
1 | ギリギリの所でイドへの抵抗に成功した。しかし、労力の代償は少なくはない。力の行使に負担が掛かるだろう | あなたはこのシーンでのあらゆる判定のダイスが2個減少します |
2 | 侵蝕の安定に成功したが、何か力を引き出せた訳でもない | 特になにもなし |
3 | イドの抵抗に成功し、僅かながら力を引き出す事に成功する | このシーンでのあなたのあらゆる判定の達成値に+1します |
4 | 侵蝕の安定に成功したが、何か力を引き出せた訳でもない | 特になにもなし |
5 | イドの抵抗に成功し、その中で何らかのコツを掴んだ気がする | このシーンでのあなたの<意志>の判定においては達成値に+2します |
6 | 侵蝕の安定に成功したが、何か力を引き出せた訳でもない | 特になにもなし |
7 | イドの安定化に成功し、その際に眠る力の一端をつかみ取る事が出来る | このシーンでのあなたの判定において判定のダイスが2個増加します |
8 | 侵蝕の安定に成功したが、何か力を引き出せた訳でもない | 特になにもなし |
9 | イドのと対抗の結果、偶発的ではあるがPCの身体が強固となる | このシーン内におけるあなたの最大HPと現在HPは10点増加します |
10 | イドの完全調和の状態に。あなたが力を振るう事になんの不自由もないはずだ | このシーン内におけるあなたのあらゆる判定のダイスが4個増加します |
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