本作は、「矢野俊策、F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス The 3rd Edition」の二次創作物です。

【ステージ専用Dロイス&使用不能Dロイス】

■使用不能Dロイス
 このステージにおいては【賢者の石】【秘密兵器】【奇妙な隣人】【組織の助力】【愚者の黄金】【無疵なる石】【選ばれし者】【正義を為す者】や【No.HR〜〜】のDロイスを取得する事は出来ません。
 そして以下のDロイスがステージ専用として使用が可能です。

■ステージ専用Dロイス
No.1VE 異界の石(ヴォイドクリスタル)
●解説
 君は生まれた頃からか、それとも異界での出会いがあったのが、世にも珍しい異界の石(ヴォイドクリスタル)に適合し、それを宿した人間だ。君は体の一部に異界の石が埋め込まれており、活性化したイドの力は君を超人として変じさせる。エネルギー資源とされている異界の石は、その恩恵をも人へもたらす。イドの活性化と共に至る力は、確かに世界の変革を示す事だろう。

●効果 
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 あなたはオーヴァードとしての覚醒時、もしくは後天的に異界の石へ適合し、その身体に琥珀と深紅の混じった異界の石を宿している。異界の石を有したオーヴァードは一時的にでも自らの宿したイドの力を瞬時に増幅させ、強大な一撃を放つ事が出来るようになるだろう。

 あなたはこのDロイスの取得時、あなたが取得している[制限:-]のエフェクトを一つ選択し、その最大レベルを+1します。

 そして、あなたが判定を行う直前に使用し、その判定のクリティカル値を-2(下限値3)します。この効果を使用したメインプロセス終了時にあなたの侵蝕率を1D10+1点上昇します。この効果は1シナリオに1回まで使用する事が出来ます。

 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値は+2されます。 



No.2VE 対異界兵器(ヴォイドアームズ)
●解説
 あなたが異界の石を加工して作られた特殊な武器や防具、アイテムを所持している事を示すDロイス。このアイテムは君自身が作り出した物でも構わないし、先祖代々伝わる物でも、組織から支給された物でも構わない。もしかすると、あなたのイドが異界の石と呼応して、装備へと変化した事だってあり得るだろう。

 特筆すべき点は異界の各地に存在する異界の石を加工された物品であり、通常の兵器には存在しえない機能や機構を有しており、確かな破壊力や戦闘を有利に進められるものなのだ。
 
 他に設定を作るのは構わないが、これはあなたしか使えず、あなた以外に受け渡す事すら出来ない。あなたが持つ唯一無二の装備である事を覚えておくべきだろう。

●効果 
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 あなたはこのDロイスを取得した際に、【No.11 秘密兵器】の秘密兵器専用アイテムからひとつ、経験点を支払わずに常備化する事が出来る。
 また、あなたはその他の秘密兵器専用アイテムを記載された経験点を支払う事で取得する事が可能となり、合計4個まで常備化する事が可能となります。
 
 このDロイスで取得したアイテムを使用して行う判定においては受けたあらゆるダイス減少の効果をその判定終了時まで無視します。
 そして、このDロイスで取得したアイテム(経験点を消費した取得したアイテムを含む)は、あなた以外が装備する事も所持する事も出来ず、効果を受ける事も出来ません。

 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値に+5する。



No.3VE 付喪神(ツキモノ)
●解説
 君は異界へと迷い込んだのか、それとも彼方からやってきたのか、不思議な品と出逢い、その所有者となった。それは君にとって福音かもしれないし、凶兆の証かもしれない。しかし、縁によって出来上がった邂逅は君に変化をもたらす。そう、異能者。オーヴァードとしての力の覚醒を。

 力の覚醒に呼応して、拾った物品は姿を変え、意志を持ち、君に取り憑きながら更なる力を貸してくれる。それは言葉を発する事もあるし、もしくは意志だけをぼんやりを伝える事も、君に全てを任せる事もあるかもしれない。

 君の相棒となるか、それとも忌まわしき寄生体となるか、力の代償とはかくも不気味な物なのだ。

●効果 
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 あなたはオーヴァードとしての覚醒と共に付喪神となったレネゲイドビーイングに寄生される形で行動を共にする事となる。しかし、このレネゲイドビーイングは君が望む形状へと姿を変えさせる事が可能で、君の力の補助として十二分に機能する。

 君は《オリジン:●●》を一つ選択し、1レベルで経験点を支払わずに取得する。そして《ヒューマンズネイバー》を除く、レネゲイドビーイング専用エフェクトを経験点を消費して取得やエフェクトレベルの上昇に使用可能となります。

 そして、このDロイスを取得すると選択可能な取得必要経験点が20点以下ユニークアイテムを一つ選択し、それを経験点を支払わず、取得します。この際、不足分の経験点を支払う事で、20点より高いユニークアイテムを一つ取得する事が可能です。

 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値は+5されます。 



No.4VE 先祖帰り(ロストブラッド)
●解説
 あなたの家系にはかつて人でないものも混じっていた。それは妖怪や妖精、或いは神かもしれないし悪魔や天使といった存在かもしれない。そんな存在の血筋が一層濃くあなたには発現し、力をもたらす事となるだろう。人の側面と異形の側面。血統は呪いでありながらも、確かに力をもたらす福音でもあるのだ。それをどう使うか、結局の所は当人次第であり、当人が選んだ選択には、当然責任がのしかかる。それこそ人の世なのだから。

●効果 
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 あなたは生まれつきもしくはオーヴァードの覚醒時から、妖怪や神性などの神秘とも言えるような存在の血を引いている。故にその力を纏い、異形としての体躯を発現させる事が出来る。

 あなたはこのDロイスの取得時、《アバターフォーム》を3レベルで取得する。これには経験点を必要とせず、通常のルールにしたがって成長させる事が出来ます。そしてこのDロイスで取得したエフェクトはセットアッププロセスのエフェクトとして使用する事が可能となります。同時にDロイスで取得した《アバターフォーム》の侵蝕率は2点増加します。

 そして、このDロイスの取得してる際の使用する《アバターフォーム》に下記の効果を加えます。

・《アバターフォーム》を使用すると、防具を装備出来なくなりますが、装甲値を10点獲得し、自身が行う判定のダイスを3個増加させます。



No.5VE 全てに備えよ(センタ・パラタス)

●解説
 あなたは異界に順応し、オーヴァードとなった当初からとある事実に気づく事が出来る。異界内にて全てのオーヴァードが可能としつつも、異界から出てしまえば自壊してしまう筈の"異界生成品"。それが現実においても自壊せずに保っていると言う事実だ。
 貴方だけの"異界生成品"。あらゆる場で君の手から離れず、君の意志で生成と収納を行う事が可能なそれは、君のイドが疑似的に生み出した君の心の象徴の一部であるかもしれない。自分を守る為の武器や鎧として。イドはあなた自身でもあるのだから。
 歪ながらもオーヴァードの進化であるそれは、貴方が何かに立ち向かい続けるには充分な力の一つであるはずだ。貴方の守るべき何かの為に戦えるように。

●効果
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 あなたは、プリプレイ時に合計の常備化ポイントが50以下になる様に、好きなアイテムを常備化ポイントを支払わずに常備化しても良い。この際、常備化するアイテムは複数個選択することができ、FH専用アイテムを相当品扱いとして、常備化しても良い。ただし、ユニークアイテムやDロイスを必要とするアイテムに関しては取得する事は出来ない。
 あなたがこのDロイスの効果にて常備化したアイテムは、エフェクトの効果によって破壊される場合、1シナリオに1度だけ破壊効果を無効化する事が出来ます。
 このDロイスの効果にて常備化したアイテムはウェポンケースなどのアイテムを保持していなくとも、任意のタイミングで装備と脱着が行えるようになります。
 このDロイスで取得したアイテムはあなた以外に受け渡す事も可能ですが、あなた以外には装備したり、使用する事は出来ません。
 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値を+5する。



No.6VE 深淵接続者(アウターコネクター)

●解説
 あなたは何処かで異質な意志や力の塊と邂逅を果たす。それは本来相容れぬはずの邪悪なる存在であったはずなのだが、あなたはその存在との共存を成すことができる。暗黒の空から飛来したそれらはそれぞれ告げる。「我らは最早虜囚でしかない。かつての星の闘争に負けた神体を失った残滓よ」。
 故に彼らは本能的に肉の身体を求める。しかし、元が邪悪であったとしても、永続的に邪悪であり続けなければいけないのだろうか?。イドとの邂逅ではなく、外的要因によって目覚めた彼等は宿した邪悪なる意志と共に非日常に身を投じる事となる…。 
 あなたは名を失った宇宙から来る邪悪なる存在の意志を身に宿す事となる。それは一人の小説家が初めて謳った創作の神話の怪物かもしれないし、名も無き新たなる使者かもしれない。宿したものが何であっても、君は適合し、制御し、力を得た。この事実は決して変わらない。

●効果
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 このDロイスを取得すると、あなたは《オリジン:アウター》のエフェクトを1レベルで取得する。これには経験点を必要としない。また通常のルールに従って、このエフェクトを成長させることもできる。
 《オリジン:アウター》はRB専用のエフェクトとして扱い、あなたは以降RB専用のエフェクトの取得と共に、「シンドローム:アザトース」を使用する事が出来るようになる。
 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値は+6される。

【オリジン:アウター】
最大レベル:5
タイミング:マイナーアクション
技能:―    難易度:自動成功
対象:自身   射程:至近
侵蝕率:3    制限:Dロイス、RB
効果:
 あなたが地球外からかつて飛来した大いなるものの残滓を宿している事を示すエフェクト。この力を使用すると宿した大いなるものに即した力の形態へと身を変じる事もできる。
 そのシーンの間、あらゆる判定のダイスに+LV個し、あなたが行う攻撃の攻撃力に[LV×2]する。 



No.7VE もう一人のわたし(スタンド・バイ・シャドウ)

●解説
 あなたはオーヴァードへの覚醒と同時に自らの内側に存在するイドを強く自覚する。其処にいるのは確かに自分であり、同時に自身が心の内海に宿した力の象徴の欠片である事を。
 故に、力の行使と同時にイドは内側ではなく外側にて、もう一人の自分としての形を作り出す。その姿はかつての英雄を象ったものや、架空のヒーローやロボット、その他の魔獣や幻獣、もしくは神を象ったものかもしれない。
 しかし、それはあくまで仮初だ。本質はあなた自身であり、あなた自身を守る防衛本能の発露であると、あなたの影は常に語り掛けるのだから。

●効果
 このDロイスを取得すると、あなたは《オリジン:●●》と記載されたエフェクトの何れか一つと《内なる影法師》をそれぞれ1レベルで取得します。これらには経験点を必要としない。また通常のルールに従って、このエフェクトを成長させることもできる。
 《内なる影法師》はあなたが習得しているシンドロームの内、どれか一つを選択し、そのシンドロームのエフェクトとして扱います。
 《オリジン:●●》はRB専用のエフェクトとして扱い、あなたは以降RB専用のエフェクトを取得を通常のルールに従って取得できる。しかし、他の《オリジン:●●》のエフェクトは取得する事は出来ない。
 このDロイスはあなたがシンドローム:ウロボロスを所持している場合、取得する事は出来ません。
 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値は+5される。

【内なる影法師】
最大レベル:1
タイミング:メジャーアクション
技能:効果参照 難易度:対決
対象:─    射程:─
侵蝕率:4    制限:Dロイス、RB
効果:
 あなたの内にいるイドが外に発現すると同時に形を持ち、あなたの能力の一つとして、力を行使するエフェクト。
 取得時、あなたの能力値を一つ選択します。選択後、このエフェクトは指定した能力を使用してあらゆる判定と組み合わせる事が出来ます。
 このエフェクトは1ラウンドに1回のみ使用ができます。



No.8VE 見知らぬ輪廻(ニューエイジ)

●解説
 あなたはオーヴァードへの覚醒前か、覚醒直後か、別の記憶を自覚する。所謂前世と呼べるものであるが、それはただの人間の記憶とは限らない。
 野生動物かもしれないし、アニムスなどの神や悪魔の現身であったり、同じオーヴァードかもしれない。共通するのは全て何かしらの力を有していたこと。そんな記憶である。
 そんな繋がり故か、あなたは持たぬ力を生まれながらにして保有している事となる。前世の記憶と呼べるものが、幸か不幸であるのか。未来の出来事は誰にも知る余地はない。

●効果
 このDロイスは「ステージ:ヴォイドエンカウンター」でのみ使用可能である。
 このDロイスを取得すると、あなたは《オリジン:●●》を一つ選択し、1レベル取得する。これには経験点を必要としない。また通常のルールに従って、このエフェクトを成長させることもできる。
 《オリジン:●●》はRB専用のエフェクトとして扱い、あなたは以降RB専用のエフェクトを取得を通常のルールに従って取得できる。しかし、他の《オリジン:●●》のエフェクトは取得する事は出来ない。
 自分のシンドローム以外のシンドロームからエフェクト一つを選び、[最大レベル-2]レベル(最低1)で取得する。これには経験点を必要としない。ただし、[制限:─]のエフェクトのみを選択し、エネミーエフェクトや[タイミング:常時]のエフェクトも選択できない。
 この効果で取得した[制限:─]のエフェクトは[制限:100%]であるものとされ、侵蝕率に+4する。なお、このエフェクトに関しては経験点を消費してレベルの上昇を行う事は出来ない。
 このDロイスを取得すると、あなたの侵蝕率基本値は+5される。



No.9VE 古き力の遺児 ※忌集連ワークス専用

●解説
 あなたは古き家柄の人間で、同時に呪術に長けている人物だ。幼い頃から呪術に対する勉学に励んでいた君だったが、ある日オーヴァードへの覚醒を果たす。
 その力が歓迎されたものか、そうでないのかは定かではないが、あなたのオーヴァードとしての力は過去から学んでいた呪術の力と呼応した。呪術が古き力と蔑む輩も出る中で、新しい呪術形態の一つとして、君だけの呪術を得ることだろう。
 それが過去の先祖の力か、祭る神の現身か、それとも別の何か、正体は正確には分からずとも確かに君の力となるだろう。
 長き歴史の中で継承されてきた技術は劣っている部分も確かにあるかもしれないが、それだけ長く紡がれて来た証左にもなるのだから。

●効果
 このDロイスを取得すると、あなたは[エンブレム:呪術使い]を取得します。このエンブレムの取得には経験点を必要としません。
 あなたは【幻霊召喚】の呪術を取得します。この呪術の取得には経験点を必要としません。【幻霊召喚】の取得時直後には<白兵>タイプか<射撃>タイプかのどちらかを選択してください。この選択は後程変更する事は出来ません。
 あなたが呪術ロールを使用した場合、1D10にて出た1の出目を2つまで呪術ファンブルとしては扱わず、侵蝕率の増加が発生しなくなります。

 【幻霊召喚】
種別:儀式/召喚  経験点:─
発動値:35     侵蝕率:10
効果:本来では召喚する事の出来ないアニムスの現身を召喚し、術者の思うがままに使役する術式。
 幻霊を召喚する。召喚した幻霊はHPが0以下となるか、術者が呪術の効果を解除しない限り、シナリオ終了時まで継続します。
 幻霊のデータは下記を参照し、白兵タイプなら【幻霊<白兵>】、射撃タイプなら【幻霊<射撃>】を使用してください。
 この呪術は1シナリオに1度使用できます。

【幻霊<白兵>】
種別:召喚  行動値:7
【肉体】15 【感覚】1 【精神】5 【社会】3
HP:116 回避値:10 装甲値:10
攻撃:幻霊の刃 判定値:15D+9 攻撃力:25 射程:至近
パーク:《移動力》20《援護防御》《遠距離援護》30《クリティカル》7《ガード》20《ヒーリング》10
解説:幻霊と呼ばれる過去の英雄や怪物の姿を模した影法師を召喚する。その似姿は召喚者によって多種多様であり、当人が望む力の形が反映されるとされている。時折意志を持つ事もあり、似姿の元となった存在の記憶を有している事もあるとされる謎多き存在。
 幻霊<白兵>の幻霊の刃は対象の装甲値を無視してダメージを与えます。
 幻霊<白兵>は戦闘以外では使役者の影に潜む為に、基本的に一般人に対して知覚される事はありません。

【幻霊<射撃>】
種別:召喚  行動値:15
【肉体】3 【感覚】10 【精神】3 【社会】1
HP:58 回避値:20 装甲値:0
攻撃:幻霊の矢 判定値:10D+9 攻撃力:15 射程:視界
パーク:《高速離脱》《範囲攻撃》《範囲防御》1《クリティカル》8
解説:幻霊と呼ばれる過去の英雄や怪物の姿を模した影法師を召喚する。その似姿は召喚者によって多種多様であり、当人が望む力の形が反映されるとされている。時折意志を持つ事もあり、似姿の元となった存在の記憶を有している事もあるとされる謎多き存在。
 幻霊<射撃>の幻霊の矢は対象の回避値を-5、ドッジの場合はダイスを2個減らした状態でリアクションを行わせます。
 幻霊<射撃>は戦闘以外では使役者の影に潜む為に、基本的に一般人に対して知覚される事はありません。



No.10VE 武芸者の資質 ※忌集連ワークス専用
 
●解説
 あなたは忌集連の中にて古い家柄にて、武芸に励む家系に身を置いており、幼少期から様々な訓練を経て成長してきた。
 苦であるはずの武芸者のしての稽古はあなたにとっては然程労する事もないものだったのか、それとも血の滲むような努力故なのか、要因は様々ではあるが、そんな稽古や実戦の果てにあなたは確かに力を手に入れてしまっていた。
 それはオーヴァードとなった現在においても変わりなく、寧ろオーヴァードとしての力を得た事で、その鋭さは一層増したと言えるだろう。
 一種の超越者や求道者としての道行。そこに正解などあるはずもなく、あなたは異界との戦いに明け暮れ、先を目指す。その果てに破滅があるのか、幸福があるのか定かではないが、恐らくは険しいものになる事は目にも明らかなのだから。

●効果
 このDロイスを取得すると、忌集連エンブレムの[異界伝承武術]を取得し、メジャーアクションにて同時使用する武術アクションを一つ選択します。このエンブレムの取得には経験点を必要としません。
 習得する武術アクションの経験点がエンブレムの経験点以上の場合、このDロイスの効果では取得できません。
 [異界伝承武術]にて取得した武術アクションの[技能:●●]を参照し、その参照した技能技能による判定の直前に使用する。
 その判定のクリティカル値を-1(下限値5)する。この効果を使用したメインプロセス終了時にあなたは1D10点のHPを失います。
 この効果は1シーンに1回使用する事ができる。



No.11VE 呪物免疫者(ダムド)

●解説
 あなたは何かを切欠として、呪物に触れ、その呪いにある程度の免疫力を獲得し、耐え抜いた事でオーヴァードとなった奇跡的な人物だ。
 呪物(ダムド)とは遺産と似て非なるものであるとされ、基本的には触れた生命を喰らい、異界へと堕とす正しく呪物であるとされる品。契約の有無も要らず、無差別に人を呪い、自らの駒とするか、もしくは殺す事で呪物とは強い力を持つ。
 人を選ぶのではない。手当たり次第に人を底へと引きずり込む幽鬼が如き災厄なのだ。
 しかし、時折そんな呪物に打ち勝ち、ある程度の呪物への免疫を獲得する事で、力を行使できるものもいる。その力は莫大ではあるが、あくまで呪物の呪いは途切れる事はない。免疫者を常に蝕み、殺そうとする悪魔の誘いに他ならないのだ。

●効果
 このDロイスを取得した際にあなたは呪物免疫者専用アイテムから一つ選び、取得する。このDロイスは「呪物免疫者:●●●」と言う様に●の部分にはアイテム名を記載し、アイテムごとに別のDロイスとして扱うこと。
 このDロイスで取得したアイテムは常備化されているものとして扱い、あなた以外には使用または装備できないし、所持していても効果を受ける事はできない。
 GMはシナリオに合わせてオリジナルの呪物免疫者専用アイテムをデザインしても良い。
 あなたはこのDロイスを取得すると、[シンドローム:アザトース]を使用できます。


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