DX3rd特殊ステージ『Void Encounter(ヴォイドエンカウンター)』wiki

日本医科医家党／日本異界化党

　日本医科医家党は日本の医師や製薬会社が加盟する一般財団法人であり、日本医師会と双璧を成す医師団体の一つとなります。
　元は日本医師会とは別に、医師内での介助を目指した組織であり、日本医師会と違い、政治的な母体よりも、各製薬会社との協力によって、より効率的な医療サービスと医師の独立時の支援。その他人道的支援事業を展開しています。一般財団法人とは銘打たれてますが、薬品開発による一般製薬会社との共同研究。臨床試験時の補助や試験場所の提供。癒着なども噂されますが、日常にも根差す重要な組織です。

　しかし、その顔はあくまで表の顔であり、裏の顔として日本異界化党と呼ばれる異界に関して、表の顔から得た資金力と社会的な影響力を利用し、倫理的な規範を無視する事で、効率的な異界由来の研究開発を行う事を主眼とおく裏の顔を有しています。
　そんな彼らが掲げる理念は【異界に適応した人類を自らの手で生み出し、更なる進化と世界の変革を齎す】と言う物であり、摩訶不思議な異界への研究を行う事で、既存の科学では成しえなかった生体技術や医療技術、更には新しい生命の創生すら行おうとする異界に魅入られた憐れながらも人類の発展に寄与しようとする奴等なのです。
　詳しい体系図は謎に包まれていますが、各国の異界の事を知る人物や企業、組織から依頼される事で研究開発を行い、生体由来の商品の開発やひいては生物兵器すら製造を行う事で知られ、忌集連やブルームフィールド財団とは対立関係にあります。そんな組織ではありますが母体たる組織が国内の医療に基づく組織である為に、表立った行動は困難であり、特に政府関係との繋がりも強い忌集連とは一線を引きますが、対立関係も若干有耶無耶となっている部分も否めません。

　日本異界化党はマッドサイエンティストと称して間違いない組織ではありますが、日常に根付く医療に強い繋がりを持ち、影響力の強い組織であるが故に、日本に根付きながら今を生きる人々へ新しい進化を模索する事を続けているのです。