本作は、「矢野俊策、F.E.A.R.、KADOKAWA」が権利を有する「ダブルクロス The 3rd Edition」の二次創作物です。

【ステージ専用用語】
 
・異界:現実世界の裏側に存在するとされている鏡写しのような異世界。オーヴァードによるワーディングや、ジャーム達による高レベルのワーディングによって行き来が可能な世界。基本的にモノクロの景色が常に広がっており、空は常に夜のような暗闇が広がっているにも関わらず、光がない空間であっても視界が制限させる事は余りない。常に変化し続けており、その変化は現実世界の変化にある程度対応しているのが確認されている。

・イド:異界に存在する人間のみが持つと言われている異界における人間個々人の一側面を指し、イドである内は不定形な黒いもやのような形をしている事が殆ど。例えるなら、某作品におけるシャドウのような存在とも言えるもの。本ステージにおけるレネゲイドウイルスに代わるオーヴァードの力の源泉であり、原因。イドとの同調や融合、適合によってオーヴァードへと変異した人間を、自身こそが本体であると塗り替える様に侵蝕し続けようとする存在であり、本ステージにおける侵蝕率の理由でもある。

・異界の石/ヴォイドクリスタル:異界で注目されている資源。異界で生成される特有の鉱物であり、単純な電気信号を発させられるとエネルギーの生成を開始し、拳大の大きさで大規模発電所並みの出力がある事が各国で確認されている。これは人に宿る事も確認されており、その場合、高確率で賢者の石のエネルギーから顕現したアニムスが寄生する事が確認されている。

・異界隠し/ヴォイドエフェクト:異界によって起こった出来事に対する現実への影響と修正力のこと。異界内においてはオーヴァードや異界に対する確かな事前知識を有していない限りは、異界で起こった出来事に関して一般人は記憶に留める事が出来ず、全てを忘却してしまう。その他にも異界内で一般人が死亡または行方不明になると、被害者当人に対する他者の記憶や様々な記録が、元々いなかったかの様に自動的に修正され、一般人にはその修正を知覚出来なくなってしまうのだ。
 逆にオーヴァードや呪術士のような異界に関わりを持ち、知識を得ている人物に関してはその修正を違和感として知覚が可能であり、一般人が覚醒した事例では、居なくなった友人の事を覚醒直後に思い出す等の事象も確認されている。

・異界生成品/ヴォイドアイテム:本ステージにおいて、オーヴァードであれば全員が保有する限定的な物質創造、その創造品を指す。異界内ではモルフェウスのシンドロームを持たずとも、異界との感応によって物質を作り出すと言う事が可能であり、その物質創造の能力使用の熟練度や能力強度を示す様に<調達>技能による判定にて、その力の強弱を示す指標となっている。
 しかし、あくまで異界内で創造した物品は一部の例外を除けば創造者であるオーヴァードが現実世界へと戻れば、自己崩壊を起こしてしまう。故に現実世界には持ち込めず、異界とオーヴァードの繋がりを示すものの一つとなっている。

・虚(うろ)/ヴォイドポイント:異界が現実の空間や場所と一部融合するような形で出現し、繋がってしまう現象。そこからジャームなどの侵攻や近場の人間を異界へ落とす事も多く、異界被害が各国で絶えず、常にあり続ける原因の一つ。

・虚溜(うろだまり)/ボーダーエリア:現実世界において、虚が発生しやすい場所の事。故に紛れ込む人間も多く、其処には古くからの管理者の家系も在中している事が多々ある。同時に虚溜ではユニークアイテムや遺産が発見される事も有り、日本には虚溜が多いとされている。今回の舞台である地域。柘榴市は一ノ宮家が管理する有数の虚溜の一つ。故に賢者の石も生成される。

・虚場(うろば)/ヴォイドラビリンス:異界において、通常の異界よりも一層歪んでいる地帯の呼称。強力なジャームやアニムスが生成する事が多く、彼等独自の空間を展開する事で外的要因を削る機構として機能する。
 この地帯を作成した強力なジャームやアニムスは異界から現実世界へと影響を及ぼす事すら可能とし、人の突然消失や建物の突発的な物損、その他様々な効果をもたらすと言う。一部のジャームやアニムスはこれを展開せずとも、現実世界への影響をもたらす事が可能であると確認されており、異界組織が対処しなければいけない案件として日夜悩まされている。

・黄泉物(よもつもの)/ヴォイドマテリアル:基本ステージにおけるEXレネゲイド。異界の影響を受けて、変質した様々な武器や防具、アイテムの総称であり、異界の影響を受けている為に、現実ではありえない強度や攻撃力、特殊性などを有している。異界の外である現実世界においても機能する為に、異界自体にもなにかを変質させる特殊な作用があるのではないかと推測されている。

・ワーディング:オーヴァードやレネゲイドビーイング、ジャームが展開する異界と現実を行き来する門の総称であり、発生させる力の名称。強い力を持つレネゲイドビーイングやジャームはワーディングが強化されており、周囲の現実を異界へと巻き込む事や、異界と現実を反転させ、侵蝕する事が出来る。本ステージにおいてはワーディングの強さはそれらの力の強大さを示すのだ。

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